【読書】え、あの子もビッチ…?:『ビッチな私の見分け方』

トイアンナさんの新書を読んでみました。

18日夕方twitterで、著者ご本人が「期間限定99円!」とおっしゃっていたので、すぐにぽちっと購入しました。

ご自身のブログにも投稿されています。

toianna.hatenablog.com

ビッチは2種類いる

その名詞を聞くと私は大抵、「すぐに寝ちゃう女の子のことかあ」と考えていたのですが、いや、違うと。その理由は、トイアンナさんのブログの冒頭にも本にも、簡潔に書かれていました。

(1) 男に気を持たせながら誰とも寝ない「思わせぶりなヤツ」

(2) 男とすぐに寝る女

ビッチ女子には、いい子しかいないよ。『6人以上は危険水域!? ビッチな私の見分け方』発売のお知らせ - 外資系OLのぐだぐだ

え、そうなの。思わせぶりなヤツもビッチなの。

ビッチの語源まで遡っていくと大体、「11世紀頃 雌犬という意味で使用される」がトップに出てきますが、主に女性を罵る目的で使われ始めた模様。

日本に輸入されてきてからは、女性を罵るうちに性的な意味合いが強くなり、私の抱いたイメージのようなニュアンスも出てきたようですが、 英語圏では「嫌な女」的な意味合いがあるとのこと。嫌な女×性的印象が混ざると、(1)のような定義も見いだせますね。

本書では上に述べた(1)のような「思わせぶりビッチ」に焦点を当て、話が展開されます。

 

思わせぶりビッチのタイプは全4種類

著者は本書内でビッチのタイプを4種類に分類されています。「痴女ちゃん」「清楚ちゃん」「サークラちゃん」「メンヘラちゃん」の4タイプです。

さらには説明に入る前に、ちゃっかり診断チェック項目まで設けている。うーん、憎い。ぜひやってみてください。そして、あ、これ当てはまるかも、って子を思い浮かべてみてください。いじわるだね。

残念ながら(?)私はほぼチェック項目に当てはまらなかったのですが、過去を振り返るとまったくそういう要素がなかったわけでもない、とも思いました。

 

完全なるビッチでなかったとしても

著者はブログのタイトルにもあるように、本書内でもこのように言及しています。

「ビッチ女子には、いい子しかいないよ。」と。もしかすると周囲に思い浮かんでしまう女子、いたんじゃないでしょうか。しかも、いい子の子。

また、こうも言っています。

ビッチな人がいるわけではなく、人生にはビッチな時期もあるだけだ。

さらに私はこうも思いました。

完全なるビッチでなかったにしても、あなたのどこかに各タイプの何かが潜んでいたこと、ない?と。

 

周囲の「なんだかいい子なのに、ちょっと理解できない女の子」を少し知りたくなったとき。また、私ってどうなんだろう、自己分析してみたくなったとき。ぜひ手に取って読んでみてください。(私は大体20分くらいで読み終えました。)

以上。